【NLPコラム】②無意識の使い方 集中力を高める方法
こんにちは!
NLPインスパイアーです。
今回は前回のコラムに引き続き、
「集中力」の3本の柱
無意識(潜在意識)について、お伝えします。
前回のコラムでは、集中力を高めるためのコツとして、
「意識」の使い方についてご紹介しました。
▶前回コラムはこちら:「【NLPコラム】集中力を高める方法 ①意識の使い方」
今回は、「無意識(潜在意識)」について
ご紹介します。
■目次
1.無意識(潜在意識)とは
2.意識と無意識の役割
3.無意識を上手に使うコツ
┃1.無意識(潜在意識)とは
私たちを動かしているものに、”意識”と”無意識”いう概念があります。
■”意識”とは?
「今日は早めに帰宅してスーパーにでも寄ろう」と考えたとします。
そのように、意思決定を下すのは、自分自身が決めているので、自分が今、何を考えたのか気づいている状態です。
■“無意識”とは?
そして「今日は早めに帰宅してスーパーにでも寄ろう」と考えていたとしても、手はパソコンのキーボードを打ち続けていたり、人の話を聞きながらそれを考えているかもしれません。
そしてスーパーに向かう途中でも、例えば、車を運転しているとき、頭の中は明日の仕事のことや、気になる悩みを考えているとしても、体はハンドルを操作し、アクセルやブレーキ等、反射的に操作することができ、いつものスーパーに到着できているでしょう。
あるいは、友人との会話で、気になる芸能人の名前がどうしても思い出せずに終わったとしても、その日の内に、お風呂や歯を磨いているときに、ぱっと思い出せたり、駅で人にぶつかられたときに、反射的に、イラッとしてしまったり、人前でプレゼンをするときに、手が震えてしまう、等…
これらの反応は、私たちの意識とは別に“自動反応”として、私たちを動かしているものです。
”無意識”と呼ばれる領域には、記憶や感情、習慣、思考といった普段、私たちが意識しなくても、気づかない内に私たちを突き動かしているものがあります。
それでは、普段生活している中で、意識的行動か無意識的行動か、どちらが私たちの行動をより多く支配しているでしょうか?
その答えは、
なんと97%が無意識的行動、
意識的行動は残り3%と言われています。
(研究によっては99%が無意識の働きを占めていると言われている程です)
意識の働きはたった3%~1%の力しかないということです。
┃2.”意識”と”無意識”の役割
それでは、私たちを動かしている意識と無意識はそれぞれ、どのような役割を担っているのでしょうか?
■意識の役割(3%)
- ・論理的で合理的な思考
- ・注意の集中
- ・感情のコントロール 等
■無意識の役割(97%)
- ・体を守る
- ・知覚をコントロールし、意識に送る
- ・感情を創造する
- ・すべての記憶を保存する 等
集中力を高めるには、意識をどこに向けるのか、そのフォーカスする力にかかっていますが、
意識の力は3%に過ぎません。
残り97%の無意識の特徴を理解することで、より楽に集中力を高めることが可能になります。
┃3:無意識を上手に使うコツ
無意識を上手に扱うには、まずは無意識の特徴を知る必要があります。
ここでは、「集中力」を高めるためのコツとして、下記の2つをご紹介します。
■無意識の特徴
- ・繰り返しのパターンによって反応する
- ・イメージに反応する
「繰り返しのパターンに反応する」
私たちは普段、スマホを見ながらでも駅から自宅まで正確に帰りつけるのは、なぜでしょうか?
別のことを考えながら、車を運転したり、わざわざキーボードを意識しなくても、PCのタイピングを素早く打つことができるのはなぜでしょうか?
それは、毎日の繰り返しで、体が学習し、その反応が無意識の領域にまでインストールされているからです。
何も意識しなくても、自動反応で行動できている状態、これがいわゆる「習慣化」と呼ばれるものです。
集中力を上げるには、この繰り返しの機能をうまく利用することが有効です。
NLPでは、この作用を「アンカリング」というスキルで説明することができます。
こちらは少し長くなりそうなので、また次回のNLPコラムで、アンカリングについて、
ご紹介します。どうぞお楽しみに。
▶前回コラムはこちら:「【NLPコラム】集中力を高める方法 ①意識の使い方」
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