コースでは、自分をいかに表現するかということを学びます。トレーナーとしての立ち居振る舞いであったり、着る服が見せる印象、非言語のジェスチャーひとつひとつが、すべて目的を持ち、行われるものだということを知りました。そしてそこに、アティーシャトレーナーの高いプロフェッショナリズムを感じました。時には厳しく、はっきりとフィードバックをもらうこともありましたが、愛あるまなざしで、私たち受講生が素晴らしいトレーナーになってほしいと、全身全霊で教えてくれました。

「ＮＬＰを教えることと、ＮＬＰに生きることの違い」を、身を持って体験しました。ＮＬＰについて理解し教えることはできても、本当にトレーナーがＮＬＰの態度を持って生きているのかはまた別の話です。そしてそれは、トレーナーが醸し出す非言語の仕草や態度、質問に対する対応、使われる言葉の前提などに現れます。これからもクリーンアップを続けて、日常からクリアなフィルターで生きていこうと、自分自身の存在の目的として生きる覚悟を決めることになった大きなコースでした。

NLPのスキルをより深く学べることは当然なのですが、それをいかに人に伝えるかという技術についても深く学ぶことができ、実用度がますます高められる内容でした。仕事のプレゼンの組み立てから、オーディエンスとどのように信頼関係を構築するか、自分の立ち居振る舞いがオーディエンスの心理にどう影響するのか、ニーズを満たしながらも迎合するのではなく、場の主導権をいかにコントロールするのかなど、応用範囲が非常に広いものでした。受講して、自分のプレゼンの仕方が大きく変化したことを感じています。