NLPは「Neuro(神経・五感)・Linguistic(言語)・Programming(プログラミング)」の略称で、「神経言語プログラミング」とも呼ばれています。1970年代に、言語学者のジョン・グリンダー、その学生であったリチャード・バンドラーによって、当時、カウンセリングや心理学の分野で「人が経験を創造するのに何に基づいているのか」ということに興味を持った人々のモデル化を行い、『魔術の構造』(1975年第一巻/1976年第二巻)として体系化されました。現在では、コミュニケーションにおける学問として注目され、教育・スポーツ・ビジネスなど様々な分野で取り入れられています。

私たちの脳は、パソコンのような機能で動いていて、見たり聞いたり触れたりした五感による経験をプログラムし、行動や感情を意識・無意識の両方でコントロールしています。例えば、私たちの脳は、「火を触り、火傷をする」という経験をすると、「火は触らない」と一瞬にして脳にプログラムします。すると、次から火を見た時に、同じように火を触ることはまずありません。なぜなら、すでに「火は触ると危ない」とプログラムされているからです。このシステムが私たちの人生を支配しており、人は、一度の経験から学ぶことができるのです。

人にとってのプログラムとは、信念・感情・行動、反応・習慣のすべてを指します。もし必要とすれば、私たちの信念・感情・行動、反応・習慣も一瞬で変えることができるのです。すなわち、一度、成功するプログラムを入力すれば、成功する「行動・反応」が起こり、成功する「人生」が手に入ります。自身にとって役立つプログラムを自由自在に入れられるよう、脳に「どのように」経験を入力すればよいかを教えているのが、NLPです。ただ、多くの場合は、脳が自動的に作動しているため、普段は抑圧された感情や信念、習慣が、何かをきっかけに突然大きく心を揺さぶり、コントロールできない衝動に駆られ、あとで後悔してしまうような行動をとってしまうこともあるでしょう。NLPでは、あなた自身が「脳の指導者」となってプログラムに働きかけることで、自分自身をコントロールし、あなたが描きたい人生を創造し、望ましい方向へ進むことを目指します。

NLPは元々、人は「どのように経験を創造しているのか」ということに興味を持った人々からモデル化されました。NLPのモデルとなった偉大な先人たちの内、代表的な数名は下記の通りです。

■イワン・パブロフ(条件反射)
■ミルトン・エリクソン(催眠療法、無意識の理解と働き)
■バージニア・サティア(家族療法、ゴール設定、言語パターン)
■ジークムント・フロイト(精神分析)
■アントン・メスメル(催眠・条件反応)
■グレゴリー・ベイトソン(コミュニケーション、リフレーミング)
■カール・ユング(分析心理学)
■フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法)
■ハワイアンフナテクニック(過去世のクリーニング)

彼らの主な関心の的は、“人々が生きる上でより良くなる変容をするために、何ができるか？”です。NLPのスキルは、100年以上前からの心理学の歴史から、実際に役に立つものを「モデリング」して集められています。これら全て「国際NLP協会認定プラクティショナーコース（初級）」（20日間）で日常に使えるスキルとして、理論と実践と共に習得することが可能です。

NLPは、別名「脳の取扱い説明書」と呼ばれ、脳がどのように現実を経験し、意味付けているのか、さらに他者と、どのようにコミュニケーションをとっていくのか、その具体的方法を習得することが可能です。得られるものは、人生を創造するのに必要な分だけあります。

自分自身に対して

・人生の目的が分かり、自分に迷わなくなる
・ありのままの自分を受けいれられる
・理想の自分になれる
・落ち込まなくなる
・感情を自分でコントロールすることができる
・性格が変わる
・責任感が持てる
・集中力が上がる
・論理的思考が身に付く
・問題解決力があがる
・意識/無意識を上手く扱えるようになる
・精神的にも、物質的にも自立できる Etc…

他者に対して

・人に好かれるようになる
・会話力が上がる
・人とのコミュニケーションが得意になる
・自分の意見が言えるようになる
・成果を出すスピードがあがる
・仕事でリーダーシップがとれるようになる
・人のモチベーションをUPさせ、持続させる「コーチング力」が身に付く
・効果的に人に伝えることができ、「交渉能力」や「プレゼンテーション能力」があがる
・人の悩みを解決に導くことができる「コンサルティング能力」が身に付く
・周りに柔軟に対応できるようになる
・成功している人のスキルを自分に取り入れられる Etc…