NLPで人生を変える方法~MASA編~第5話
【 はじめての方は「NLPで人生を変える方法~MASA編~第1話」よりご覧ください。】
古い価値観から解放され、自由を得たその先に
―今は自分が真にやりたかったことについての考えが、たくさん浮かんでいます。
それから、自分のやりたいことについて改めて考えるようにもなりました。
それまで、日本各地の被災地に行ってボランティア活動に従事していたのですが、自分の中にあった制約や、自分を縛る考えが取れていく中で
「どうして自分は被災地に行きたかったんだろう。」
と考えるようになりました。
そしてあるとき、
「そうか、自分は苦しかったんだな。ボランティアをすれば、罪悪感の苦しさから解放され、許される気がしたのかな」と、気がついたのです。
「自分のやりたいこと」の根っこに罪悪感があって、「自分の罪悪感を、“良い”ことをすることでなんとか帳消しにしたい」
そういう気持ちがどこかにあったんだと思います。
それが、自分の“やりたいこと”だと思い込んでいました。
国際NLPを通じて罪悪感から解放されていくにつれて、
「自分のやりたいことって一体なんだったんだろう?」
という問いが、改めて頭の中に浮かびました。
今はネガティブな罪悪感を埋めるためではなく、そこから解放された自由な考えの中で、自分が本当にやりたいことを模索している最中です。
これからは、そんなことが自由に考えられると思うとワクワクします。
美味しい野菜を作って、美味しく料理して、それを振るまえたらいいなあ、とか、自分自身を解放していくことが必要な人がいるなら、手助けできたらいいなあとか。
また、人の役に立ちたいという気持ちも相変わらずあって、キャンピングカーを買って自分の生活手段を確保した上で被災地に行って、何かお手伝いができたらいいなあとか、そんなことを思っています。
それは罪悪感とは関係なく、小さい頃の経験から培ってきたもの、これも自分の本質なのかな、と感じています。
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