NLPで人生を変える方法~RENA編~第2話
【 はじめての方は「NLPで人生を変える方法~RENA編~第1話」よりご覧ください。】
上司が気にいる自分を演じ続けた20代前半
社会人になってからも、私は「周りにとっていい子でいなければならない」という思いを強く持っていました。
人によって考え方やマネジメントの仕方が違うから、会社で評価されるためには、上司にとっての“いい子”でなければならない。
そう考えて、私の直属だった上司に対し、腹の中では別のことを思っていても、
「まぁ、こう言っておけばこの人は気持ちいいだろうな」と考えながら、会話をしていました。
今思うとひねくれていたんですね。
そんな風に、表面上の付き合いはうまくできていたように思います。
でも同時に、本来の自分ではない、自分がばらばらになっていくようでした。
この人の前ではこう、別の人の前ではこう、と演じ分け、「これは私じゃない」と感じながら生きていました。
当時の会社は労働時間が12時間を超えていたので、寝る時以外は、ほぼ上司と一緒。
それ程までの長い時間、“自分じゃない自分”を演じ続けなければいけない。
とても辛くて、会社に行きたくありませんでした。
体調不良に悩まされる日々
就活時代から、ストレスが体にも影響しはじめていました。
就活と彼のことで悩んでいた大学生の頃に、「自律神経失調症」を発症しました。
動悸があって夜は眠れず、朝も起きられない。
息がうまくできなくて、朝、電車に乗っている時に、息を吸ったあとにうまく吐けなかったり、逆に吐けても吸えなかったり・・・。
病院に行ったり、漢方薬を服用したりしましたが、社会人になってからもずっと治らず、最後の方は会社を2日に1日休むほどに悪化していました。
そして、薬も高いし、病院に行く時間もないからと、薬も病院通いも全てやめてしまいました。
あの頃は、本当に体のメンテナンスに無関心になっていました。
―あなたは、どのように自分を大切にしていますか?