NLPで人生を変える方法~SHAZARAMI編~第2話
【 はじめての方は「NLPで人生を変える方法~SHAZARAMI編~第1話」よりご覧ください。】
そうして、貯金をしながら海外で生活するために必要な資格を自分で調べ、勤めていた会社も退職。
資格取得の学校へ通うために、地元を飛び出しました。
そして地元を離れて1年後、ついに念願の海外生活を達成することができました。
海外に行ってからは、本当に楽しかったです。
日本でこれまで得てきた人間関係やキャリアもすべてリセットし、全く新しい環境で、自分がどこまでやれるのか身を持って経験することができました。
そして相変わらず、人とは、社会とは、宇宙とは等、普遍的な真理について書かれた本や精神世界についての本は読み続けていました。
そんな時に海外の職場で偶然見つけた本が、ブライアン.L.ワイスの『前世療法』。
興味本位で読んでみると、その内容にとても惹きつけられました。
今まで「過去生」や「輪廻転生」の概念があることは知っていましたが、新しい世界に初めて足を踏み入れる感覚で、とてもワクワクしたのを覚えています。
そしてさらに偶然にも、同じ地域で日本人のヒプノセラピストのブログを見つけ、初めての「催眠療法(ヒプノセラピー)」を受けることにしたのです。
海外生活の中でその時私が悩んでいたことは、職場の女性に対する“妬み”が自分の中にあること。
特定の女性に対する苛立ちや怒りが抑えられなかったのです。
もちろん、その時にはヒプノセラピーで何ができるのか予想もしていなく、ただ興味本位で、そして「自分の役目とは?」という普遍的なテーマでセラピーを受けようと予約しました。
生まれて初めてのセッションは、疑いの意識が活発であまり集中できませんでしたが。笑
そこで初めて、自分の内側にある「感情」、「過去生」というものに直接向き合うことになったのです。
その時悩んでいた感情が、過去生のある出来事から起こっていたことに気づきました。
それは、私自身が男性にとても依存していて、別れを告げられた後に自ら命を絶つという悲しい出来事。
今まで、例えば恋人に夢中になっているような女性を見ると、「男性に依存している」と否定的に判断していましたが、私自身、過去生でそのような女性を生きていたのです。
そのことに気づいた瞬間、そして過去生の私を抱きしめた瞬間、涙が止まらなくなりました。
自分自身を許し、愛で包むことができたのです。
その時初めて、自分の感情を扱うことを経験しました。
それまでは、自己啓発や精神世界の本を読みながらも、自分の内側にある否定的で、抑えられない感情をどう扱っていいのか分からず、ジレンマを抱えて生活していました。
それがヒプノセラピーを受け、実際に感情を癒す「経験」ができたのです。
海外で偶然にも、NLPでも取り入れられているヒプノセラピーと出会ったことからすべてが合わさったように、ふと、「次は心を癒す仕事をしたい」という考えが浮かびました。
何の前触れもなく、本当に突然です。
そして確信がそこにはありました。
今思えばとても自然な流れで、無意識が持ってきてくれた答えなのだと思います。
―あなたの周りで起きている「偶然の一致」に、気がついていますか?
ー今まで、自分の感情とどのくらい向き合ってきましたか?
>Next:「NLPで人生を変える方法〜SHAZARAMI編〜」第3話 (10月5日配信)