NLPで人生を変える方法~SHAZARAMI編~第4話
【 はじめての方は「NLPで人生を変える方法~SHAZARAMI編~第1話」よりご覧ください。】
そうして、アティーシャの下で国際NLPを受講するようになってから1年が過ぎた頃、
私の人生にとって大きな出来事がありました。
父が、自ら命を絶ってしまったのです。
仕事を定年後はずっと病気がちで、元気がないなとは感じていました。でも・・・
父の様子がおかしい事には気付いていたのに、私には何も出来なかった。
NLPを学び始め、カウンセリングの知識とスキルも習得していたはずなのに。
私は自分を責めました。
もしかしたら、私のあの時の言動が父を死に追い詰めたのではないか・・・
最期に交わした会話も、今までの思い出も、父の死の原因を私の過去の中に探し続けました。
そして私自身をどこまでも責めつづけました。
それと同時に、
父に対しても、どうして自ら死を選んでしまったのか・・・?
これから希望もあったはずなのに。他にも方法はあったはずなのに。外の世界はこんなに明るいのに。
「なぜ、なぜ、なぜ・・・?」
そうやって父の死に理由を求め、心の中で父を責めてしまう自分も、止める事ができませんでした。
深い悲しみに、毎日涙が止まりませんでした。
会社に出ても笑えず、誰かの話しを聞くのも辛くて、みんなの輪にも入れず・・・
やらなければならない仕事だけを定時まで淡々とかろうじてこなし、
家に帰って玄関を開けたとたん、涙が溢れ出す・・・
好きだった音楽も聞けず、テレビも見る事ができなくなり、ただ、食べて寝て、やり過ごす日々が続きました。
私の中には悲しみしかなく、まるで大きな穴が開いてしまったようです。
笑おうとしても、音楽を聞こうとしても、誰かと話そうとしても、自分の中がガス欠になったように、何のエネルギーも湧かない・・・そんな状態でした。
そして、そんな私が立ち直るきっかけになったのもまた、
アティーシャと国際NLPでした。
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